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2009年7月

2009年7月21日 (火)

阿寒湖早朝遊覧 ~アイヌギャラリー船~

7月も、下旬に差し掛かろうとしていますね。
ここ最近の阿寒湖、雨の日が多く、肌寒い日々が続いております。


Cimg4032 さて、5月1日から出航しております、アイヌ文化ギャラリー船。
初夏の緑が美しい中、早朝の阿寒湖を毎朝出航中。

私と千家盛夫さん2人の語り部、だいたい2日交替で
一便のみ乗船しております。

Cimg2978 出航してまず、悠々と阿寒湖を抱く雄阿寒岳が
どど~んっと、お目見え!
くっきりと山の稜線が見える日もありますが、
朝の雲が山に絡んでいる様子もまた幻想的で美しい…

Cimg2979 船内は1階スペースのみ、沢山の民具が展示してあって、
とても素敵な雰囲気です。
各椅子に掛けてあるシートに施されたアイヌ文様は、
今は亡き、タミばあちゃんの作品。。。

Cimg2980 展示してあるアイヌ民具のほとんどは、
千家さんによるもの。
朝日に照らされた『イナウ』が、とても綺麗なのです。


Cimg4028 チュウルイ島から見た阿寒湖の町と、
雌阿寒岳(左)と、フップシヌプリ(右)
この頃は、葦の若葉がとても映えます。


Cimg4029 はいっ!こちらはチュウルイ島から見た
雄阿寒岳。
見る角度によって、こんなにも山の感じが
かわってしまうんだねぇ。

このギャラリー船、11月一杯まで運航しております。
朝6時出航と、とっても早い時間ですが、(10月中旬頃になるとまだ暗いの…!)
朝の幻想的な阿寒湖…。
皆さんも一度、乗ってみませんかあ~!

それでは・・・・・明日も早いのでぇ。

ピリカノ モコラ~ン~♪ (おやすみなさい)

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2009年7月 2日 (木)

カリカリウス遺跡 イチャルパへ…

先週の日曜日、
標津町ポー川史跡自然公園内 にある
伊茶仁 カリカリウス遺跡住居跡 にて、
「第一回 標津イチャルパ」に参加してきました。
※イチャルパ→慰霊祭

この場所は、縄文時代に居住していたとされる
竪穴住居跡が、なんと!!約1500 あり、
アイヌ時代に残されたとされるチャシ(砦)の跡も残っている…という、
なんとも、すごいところなのでした。

↓分かりやすく、写真も載っていました。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Naiyou/Ainu/Ainu.htm

イチャルパ会場までは、国道から車で林道を進んで行くのですが、
広大な敷地の中、湿原の中には木道があり、
あやめの花や黄色い百合のような花が点在していて、
森に差し掛かると、楢(ナラ)の林で、
それはもう、立派な大木がど~ん!どど~ん!!
と、今にも何か話をしそうな雰囲気で、森に鎮座している・・・
そんな森を抜けると、やがて、なんだかチセ?!の様な
こんな山奥に・・・ チセが2棟、建ててあったのでした。
その周りには、太古の昔にここに住んでいたであろう
竪穴住居の跡が、8個ほど点在。

Hi3a0001_2 そしてチセに驚いた!!
壁や屋根すべてが、白樺の皮で作ってあるのです!
チセの中にも降りることができるのだけど、
一本の丸太に段差を付けて彫ってある、階段のみ約2mほど。

息子どもは、いいとこみっけたっ!!と言わんばかりに
駆け寄ってチセの中を走り回っていました。(中は10畳程の広さ)

第一回目の、記念すべきイチャルパ ということで、
町の有志や中学生達が、長い…いやいやっ厳かなアイヌのカムイノミを
見学し、体験していて、一般の見学者も多数来場していて、
到着当初の、ちょっとさみしげな雰囲気も一変賑やかでいてやはり厳かなものでした。

Hi3a0003






イチャルパは、処刑されたアイヌの方々の名前を挙げ、
一本一本丁寧にイナウを祀って、供物をみんなで捧げました。
…子どもたちは食べるのに必死でしたが・・・汗

終盤の奉納舞踊の際に、弓の舞の弓を、海へめがけて放った時には
何とも言えず、胸が熱くなりました。。。

私自身も、こういった大きなイチャルパは初体験だったので、
とてもいい経験となりました。

阿寒への帰途の際に、広大な牧草地にかかる霧を抜けた瞬間、
知床へと続く山の峰々が突如現れて、
ああ・・・その昔も、この山は同じようにそびえていたのかなぁ
と、思いふけりつつ、阿寒への道を急ぐのでありましたぁ

Hi3a0009

ちゃんちゃんっ。

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